2007/6/23 土曜日

夢の中で生きる人へ

edited by neutral

今年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した
河瀬直美監督の『殯(もがり)の森』
その公開を記念したレセプションがアニエスb青山で
行われた。特別なTシャツも発売するみたいです。
レセプションではスタッフをみんな集めて
労を労う監督さんの姿がとても印象的でした。
共演者はみんなアットホームで本当の家族みたいに見えました。
監督さんを見ていて優しくて綺麗な人だなと思いました。
内面からもパワーが溢れてる感じ。力は抜けたままで。

殯(もがり)とは映画の中で「敬う人の死を惜しみ、
忍ぶ時間のこと。また、その場所の意」と説明されている。
どんな死にも大切に扱われる意味があると思う。
そしてそれは残された者の義務でもある。

生きた時間は、短くても長くても大切にされたいし、
大切にしたいと思う。ただ、私たちの傍らにはいつも
突然の死がある。都内の温泉施設の爆発や、
イラク、アフガニスタンのテロなど。死が大切に
されていない事件事故が世の中には溢れている。
右から左に受け流す事なんて到底できない。
けれど実感がないから、その死を知らないから
私たちはなにも感じないまま生きていく。
そんな死より藤原ノリカの結婚式のほうが気になる。
でもそれじゃあ駄目だ。そんなのただの馬鹿だ。
理由は説明できないけど。立ち止まって考えなきゃ
いけないこともある。それが人の死なんだと思う。
考えなきゃその人に本当に申し訳ないというか。
うまく説明できないけど。

ひたすら慌ただしい毎日で、思い出すことの少ない
大切な人の声。一瞬でも思い出したなら、電話するなり
会いに行くなりしたいと強く思った。
話もできない、どこにいるかも分からない人もどうか
元気でいてほしい。そしていつかふっと思い出したなら、
手紙でももらえたらうれしいです。僕も書きます。


コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS トラックバック URI

コメントをどうぞ