良薬(?)口に苦し
サボテンが好き過ぎて、東京在住ながら
群馬にサボテン用グリーンハウスを所有し、
新興住宅地建設のため破壊されていく
サボテン繁殖地帯を守りにメキシコまで
行ってしまうという友達の父親の話を聞いて、
昔枯れさせてしまったサボテンにちょっと興味が湧いた。
調べてみたら、面白いサボテンの存在を知った。
ペヨーテといって幻覚作用がある棘なしのサボテン。
人間のペヨーテの使用は遡ればなんとアステカ文明
までたどれるようだ。そして16世紀中ごろから
北メキシコの先住民ウイチョル族によって神と
交信する儀式や占い、医療に用いられていたらしい。
今では栽培は禁止されているが、採集や儀式での
使用は認められていて変わらずウイチョル文化の
中心となっているんだそう。
ちなみに彼らのこの儀式だが、夜中の満点の星空の下
聖なる焚き火を見つめながらペヨーテを食べるというもの。
ペヨーテの幻覚作用ですべてが極彩色を放ち、
すべての音が不思議な響きを持ち神との交信が始まる。
と聞くとなんだか魅力的に思えるが、ペヨーテは実際に
かなり苦く、幻覚の前に嘔吐なんかの副作用が
酷いこともあって食べること自体が宗教的苦行と
見なされているんだとか。
幻覚は見たくないけど、
この儀式を見にウイチョル族に会いに行きたい。

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