2007/3/29 木曜日

良薬(?)口に苦し

edited by 山本

サボテンが好き過ぎて、東京在住ながら
群馬にサボテン用グリーンハウスを所有し、
新興住宅地建設のため破壊されていく
サボテン繁殖地帯を守りにメキシコまで
行ってしまうという友達の父親の話を聞いて、
昔枯れさせてしまったサボテンにちょっと興味が湧いた。

調べてみたら、面白いサボテンの存在を知った。
ペヨーテといって幻覚作用がある棘なしのサボテン。
人間のペヨーテの使用は遡ればなんとアステカ文明
までたどれるようだ。そして16世紀中ごろから
北メキシコの先住民ウイチョル族によって神と
交信する儀式や占い、医療に用いられていたらしい。

今では栽培は禁止されているが、採集や儀式での
使用は認められていて変わらずウイチョル文化の
中心となっているんだそう。

ちなみに彼らのこの儀式だが、夜中の満点の星空の下
聖なる焚き火を見つめながらペヨーテを食べるというもの。
ペヨーテの幻覚作用ですべてが極彩色を放ち、
すべての音が不思議な響きを持ち神との交信が始まる。

と聞くとなんだか魅力的に思えるが、ペヨーテは実際に
かなり苦く、幻覚の前に嘔吐なんかの副作用が
酷いこともあって食べること自体が宗教的苦行と
見なされているんだとか。

幻覚は見たくないけど、
この儀式を見にウイチョル族に会いに行きたい。

2007/3/28 水曜日

中米カリブは美しすぎる

edited by neutral

今日は雑誌『HUgE』の取材を受けました。
4月24日発売です。興味ある方は是非。

で!!中米カリブ特集は4月26日発売。
続々とレイアウトが上がっていますが、
どれもため息がでるほど綺麗です。
メキシコ、コスタリカ、グアテマラ、ジャマイカ、キューバ
……などなど数え切れない国や地域を取材してます。

海と陸を越えて交じり合った文化と人の
美しさの結晶が、この号には詰まっています。
そこには悲しい「奴隷」の歴史もあります。
「マヤ」という古代人類の英知の謎にも迫っています。
特別付録のbook in bookと大地図も付いてます!!

とにかく早くお届けしたいと思っています。
そのためにはこのブログを更新するよりも先に、
吉野やで復活牛丼を食べるより先に、
アマゾンでレゲエのCDを注文するよりも先に、
僕が原稿を書くことが先決です。
とりあえず、レコファンとツタヤ行ってきま~す。

2007/3/26 月曜日

なんか、暑い

edited by neutral

電車も室内もすべてがなんか、暑い。
僕だけでしょうかね。編集部にいてもどこかのお店に
いてもTシャツになっている自分がいる。暑い。
温暖化が加速しているのは報道で知っています。
冬が冬っぽくなかったですね、今年は。
それにしても昔は室内でもこんな異様な
気温じゃなかった気がします。
空気がどよーーーーんとしている。重い。
異様な気温の中で生活しているんだなあ。

電車で赤提灯で疲れて発狂しそうなサラリーマン
をみるにつけ「危ないなあ」と思ってしまう。
ほんとに怖い。あくまで僕の意見ですが、
たくさんのストレスに囲まれて勝負して生きて行かな
くちゃならない社会なんて、馬鹿らしい。
世界の99%の人は家族といる時間や、
知的好奇心を満たす事に時間を使っているじゃないか。

またまた話がそれました。
暑がりですぐにTシャツになってしまう男の話でした。

2007/3/25 日曜日

イケヤにイケヤ

edited by neutral

船橋にあるマンモスオサレスウェーデン家具
やさん「イケヤ」に行ってきた。
店員さんは多国籍で、子供も家具を触り放題、
遊戯施設もたくさんあって楽しいところでした。

日本だと「子供はここでっ!」てな感じで
隔離された場所にあるけど、イケヤは違います。
あと、接客や案内マニュアルを個人個人が
自分で判断して自分のやり方でやっていたのが
驚いた。画一化されていない分、判断に“のりしろ”
があるからどんなお客様にも対応できる。
それからスタッフがみんな楽しいそうな
んだよな、ここは。いいお店だと思う。
こんなお店が都内にできたら……。

自分で「こう思う!」ということの大事さ。
そんなの当たり前なんだけど、本当は。
ニュースとかも解説員がいないと理解できないし、
いちいちテロップが出るから自ら判断しなくなってしまう。
フルタチなにがしの意見なんて聞いても意味がない。
どんどん日本人は骨抜きにされていっている気がする。
コントロールする人からみればこんな楽な国はないだろうな。

北欧家具が最高!なんて全然思わないけど、
働いている人を見てちょっと考えさせられた次第です。

2007/3/23 金曜日

中米の日本

edited by 山本

どうやらエルサルバドルは
そう呼ばれているらしい。
あまりにもイメージが結びつかない。
と思いきや、いろいろな共通点
があるみたいです。

中米一の人口密度に、
日本に近い面積。
なにより、国民の「まじめな勤勉性」
が一番の共通項のようです。
こうゆう国民性のステレオタイプって
少し危険というか一般化しすぎな気もしますが…
でも地球の反対側に似てる人たちがいるって
なんか面白いと思いました。

しかし、エルサルバドル人の友達に
聞いてみたら、「中米の日本」なんて
聞いたことない、と言われてしまい
日本の片思いか、と少し悲しくなりました。
そこでふと気になったのが、中米で
日本がどう思われているのかということ。
それこそいろんなステレオタイプが
横行してそうですが、そうゆう先入観を越えて
日本に関心を持ってもらえたらと
漠然となにかしたくなりました。

2007/3/22 木曜日

逆転の発想

edited by neutral

アシスタントのHARIです。
オランダにいられるのも残りわずか。

アムステルダムの街並みを散歩していると、
おとぎの国を歩いているような気分になります。
しかし、かわいらしい家並みと共存して立ち並んでいるのが、
オランダ名物、コーヒーショップです。
このコーヒーショップは、ただのカフェではありません。
オランダの法律で合法とされている
マリファナが売られてるのです。
ドラッグ常習者は絶対になくならない、
ということを前提に、中毒性の少ないソフトドラッグ
のみを合法にし、ソフトドラッグとハードドラッグに
一線を引くというオランダ独特の発想です。

それ以外にも、アムステルダムには、
「飾り窓」と呼ばれる赤線地域があります。
オランダでは売春業も合法とされているのです。
売春業を正業化することで、
それまで取り締まりが行き届いていなかった闇の部分を
監視していこうということなのです。
つまり、これもドラッグと同じ、逆転の発想ですよね。

それぞれの国によって、法律はさまざまです。
オランダがこのような法律で成り立っていても、
他の国々ではそうはいきません。
法律は、その国の歴史・宗教・文化を反映します。
そして、国を知る上で大切な要素となるんですね。
旅行の際は、訪問国独特の法律を調べてみるのも
面白いかもしれません。

2007/3/20 火曜日

レジェンド

edited by neutral

キューバ大使も登場した写真展のトークショーに行ってきた。
1960年代、革命醒めやらぬキューバを切り取った
写真家、近藤彰利さんの作品展だ。
作家、戸井十月さんとのトークショーも面白かった。

1963年に初めてキューバに渡った近藤さんは、
チェ・ゲバラやフィデル・カストロの貴重なカラー写真を撮影する。
フィルムの感度はなんと10しかなく、
室内でF2の絞りで撮ったという2人のツーショットは
歴史的な一枚になった。
だってカストロとゲバラが2人で話し込んでいる
写真は誰も撮れなかったからだ。
2人は立ったまま15分間も話し続けたという。
時は核の脅威「キューバ危機」がキューバを介在し、
アメリカとソビエトで勃発した直後。
しかもカストロがソビエトから帰ったあとすぐだったという。
顔を寄せ合い大柄な男2人が国の将来を話し込む。
「ソビエトはもうダメだ」「いや、国を守るためにはここは耐えよう」
…なーんて会話が交わされていたんでしょうか。

近藤さんの写真は激動の歴史は
もちろん、その人柄までも写し出している。
感度10のフィルムに焼き付けられた記憶が眼前に
迫ってくる。そして写真の中に存在した市井の
キューバ人たちに「お前は生きているのか?」
と言われている気がするのだ。ゲバラもサトウキビプラン
テーションの人々も女性民兵もみんな
「人生は一度きり」「自分が思った道をゆけ」
と焼き付けられたフィルムの中で生きていた。

急に寒くなった東京で、背中を丸めて
上司の文句ばっか言って群れているなら
この写真群を是非とも見てほしい。
時代のせいでもない。周りの人のせいでもない。
前の時代や、側にいる人のお陰でしょ、すべて。
問題なのはきっと自分だろ?
見終わったら背筋がスッと伸びると思う。
入場無料。4月1日まで。

ちなみに4月26日発売の第10号にも
近藤さんの写真は登場します。期待してください。

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