2007/6/29 金曜日

しあわせの素

edited by 山本

最近やたらと目にする「スロー」という言葉。
その元祖とも言えるスローフードはイタリア発祥だそうです。
1980年代に登場したファーストフードに、
イタリアの食文化が食いつぶされるという恐怖。
そこから、「忙しくても食事くらいゆっくり食べよう」、
という考えが広まったのがスローフード運動の始まりみたいです。

それを知って、ちょっと前に観たイギリスのテレビ番組を思い出しました。
有名なイタリアンのシェフが公立学校の給食を根本から変える、
という大掛かりなプロジェクトの一部始終を追ったドキュメンタリー。
冷凍食品や揚げ物ばかりの給食から一転して、
バランスを考えてしっかり一から調理された温かい食事が出される。
それを食べるようになった子供達の生活態度や成績が、
最終的に見違えるように良くなるという結果が出たんだとか。

そんなことを考えてたら、一日に一食だけでもあったかいごはんを
食べるようにしてあげなきゃ、とコンビ二やコーヒー三昧の
食生活を深く反省しました…
良い材料に触れながら料理して、大切な人とゆっくり食事をする。
これだけでもイタリア人が幸せそうな理由が少し、分かる気がします。

(山本)

2007/6/27 水曜日

色のメッセージ

edited by 横沢

国それぞれにあるように、イタリアと聞いて思いつく色って
ありますよね。赤、緑、白といえばイタリアの国旗の色。
他にもトマトの赤、バジルの緑、太陽のオレンジ、などなど。
元気だせ!というメッセージが込められているような気がします。

以前、イタリア文化会館の外壁の赤色が
周囲の景観にあわないとかで問題になっていました。
その赤はイタリア人建築家が、日本の漆色をイメージしたのだとか。
きっとイタリア人建築家は、この色しかない!!
というアツい想いで決めたのかもしれませんが、
残念ながら日本人には伝わらなかったようで…。
この場合は景観との調和の問題もありますが、
色でメッセージを伝えるというのは難しいことのようです。

でも弊誌イタリア号では、そんな壁は超えてみせます。
伝えたいメッセージを写真と色でお送りします。
ちなみに彼女の服のメッセージは太陽なんだとか。
それはよく伝わってきますが…。

(横沢)

2007/6/25 月曜日

イタリアン・ベント

edited by neutral

明後日から南イタリアへ出発します。
ローマから半島のカカトの部分、レッチェまでの旅。
ユーロ高と本物のスローロードをゆきたいとの思いから、
ミソジを過ぎて自転車&テントの毎日です。トホホ…。
ストレンジャー続けるのも辛い年齢になってきましたが
僕からギブアップすることは絶対ないので、
辞めろといわれるまで走り続けます。keep on

イタリアの風に吹かれつつ、大地を排ガス0%の自転車で走り、
ファーマーに野菜や土、パスタやパンの事を聞いて、
キャンプして、自炊して、幸せなイタリア人に出会ってきます。
今からいい特集になる自信があります。
前号のジャマイカに引き続き、tommy&katohの
コンビがイタリアから美しきものをお届けします!!

2007/6/23 土曜日

夢の中で生きる人へ

edited by neutral

今年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した
河瀬直美監督の『殯(もがり)の森』
その公開を記念したレセプションがアニエスb青山で
行われた。特別なTシャツも発売するみたいです。
レセプションではスタッフをみんな集めて
労を労う監督さんの姿がとても印象的でした。
共演者はみんなアットホームで本当の家族みたいに見えました。
監督さんを見ていて優しくて綺麗な人だなと思いました。
内面からもパワーが溢れてる感じ。力は抜けたままで。

殯(もがり)とは映画の中で「敬う人の死を惜しみ、
忍ぶ時間のこと。また、その場所の意」と説明されている。
どんな死にも大切に扱われる意味があると思う。
そしてそれは残された者の義務でもある。

生きた時間は、短くても長くても大切にされたいし、
大切にしたいと思う。ただ、私たちの傍らにはいつも
突然の死がある。都内の温泉施設の爆発や、
イラク、アフガニスタンのテロなど。死が大切に
されていない事件事故が世の中には溢れている。
右から左に受け流す事なんて到底できない。
けれど実感がないから、その死を知らないから
私たちはなにも感じないまま生きていく。
そんな死より藤原ノリカの結婚式のほうが気になる。
でもそれじゃあ駄目だ。そんなのただの馬鹿だ。
理由は説明できないけど。立ち止まって考えなきゃ
いけないこともある。それが人の死なんだと思う。
考えなきゃその人に本当に申し訳ないというか。
うまく説明できないけど。

ひたすら慌ただしい毎日で、思い出すことの少ない
大切な人の声。一瞬でも思い出したなら、電話するなり
会いに行くなりしたいと強く思った。
話もできない、どこにいるかも分からない人もどうか
元気でいてほしい。そしていつかふっと思い出したなら、
手紙でももらえたらうれしいです。僕も書きます。


2007/6/22 金曜日

「あなただけのために」

edited by 山本

イタリアに行ってしてみたいこと。
挙げてみればきりがありません。
その一つに、やはり本場イタリアのバールで
ちょいワル(?)なマスターが入れてくれるおいしい
エスプレッソを飲んでみたい、というのがあります。
今の時代、どこの国の料理も日本で食べられるし、
コーヒーとなればいつでもどこでも買える。
それでもやっぱりその食べ物や飲み物の良さは、
生まれた土地の環境や、空気の中で一番活きてくるもの。
おいしかったものをお土産に買って帰ったらちょっと違った、
なんてこともそのせいなんだと思います。
だからこそ、たった一杯のエスプレッソにも夢を見てしまうわけです。
ちなみにエスプレッソには、「あなただけのために」、
という意味もあるみたいです。
キザなのになんだか許せてしまうのはなぜなんでしょう?

(山本)

2007/6/18 月曜日

治安について

edited by 横沢

日本でスリにあうなんて、私にとってテレビで
ヘーっと思いつつ見るくらいのものですが、
イタリアはスリ犯罪大国らしいです。
集団に囲まれてスられたり、偽警官に
所持品検査と称して持ち物をスられたり、
強引にひったくられたりとその手口も様々だとか。

でも一概にすべてがイタリア人という訳ではなく、
他国の人に犯行の場合もありますし…。
でもわざわざイタリアまで行ってビクビクして楽しめないのは
一番悲しい!!防犯対策をするのはもちろん、
イタリアの雰囲気を楽しみつつ、自分で気にしながら
防ぐしかありません。人混みではリュックを前に抱えたり、
ウエストポーチに貴重品を入れたりと、
意外に簡単なことで嫌な思いをしなくてすみます。

しかし会社の中とはいえ、カバンが床に放置されいる編集部…。
なんと平和なんでしょう。イタリア取材、そろそろスタートです。
皆さんお気を付けて!!

(横沢)

2007/6/17 日曜日

はじまりの「は」

edited by neutral

先週、フォトグラファーの谷口京くんの写真を見るために
BOOK246」へ(その日はカフェの3周年パーティだった)。
ドでかく飾られた写真は、彼が学生時代に撮った写真。
モノクロで荒々しい。今と全然違うね。彼の写真の透明感と、
ちらちらと醸す弱さに惹かれるように2号目から仕事をしてきた。
そしてアフリカと中南米では連続して表紙を飾ってくれた。

今回の写真を見て彼が昔どんなヤツだったかよく分かった。
話すより写真みるとよく分かる。どんなものを見てどんな風景に
心躍らせてきたか。写真の先人への羨望も失望も。
すごい良かった。写真。もし僕がNEUTRALやっていなくて、
出会うタイミングが違っても、いつか一緒に仕事する男だと思った。

僕は会社では一人も話す人いないけど、
写真家さんなどNEUTRALに携わってくれた人とはかなり
濃い付き合いをしてる。ホントは嫌われてるのかもしれないけど(笑)。
それは全然馴れ合いとかじゃなくて。昔から知ってる同級生みたいに
喧嘩もするし。年齢とか関係ないし。業界の事とか僕はよく分からない。
その人が他でやってる仕事とかも全然興味ない。
どんな写真を撮るんだろう、という単純な興味。
僕はそれだけで写真家を選んでいる。

「とにかく写真がいい!」「部屋に飾りたいくらい」
「いきなり大粒の涙が出た」…アンケート葉書の一部を抜粋。
谷口くんの現在の写真はニュートラルで見られます。
過去の写真はたぶんまだ飾ってあるのでBOOK246で是非。

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