2007/7/13 金曜日

2つの表紙

edited by neutral

01号と10号のニュートラル。
追い求めているものが変わらないから、
両者の顔に変化がない。もちろん中身も。

諦めなければ永遠に続く。
社会に飛び出した元アシスタントたちは現実に
ぶつかっている頃かな。たまに思い出します。
諦めることがいかに簡単で、ばかばかしいことか、
この2つの表紙を見れば分かってもらえると思う。

僕の好きな人がそのむかし言いました。
「君は天才じゃない。でも才能なんて誰もない。
できなくて何が悪いって涼しい顔をして、
好きなことを諦めず続けていけばいいんだよ」

新卒の面接でニュートラル志望が意外に多いと聞いた。
うれしい事だけど、門戸は決して広いとはいえない。
でも本当に作りたい本があるなら諦めずに、
どんな場所や状況でも編集者を続けてほしい。
諦めなかったもん勝ち、続けたもん勝ちです。

2007/7/12 木曜日

帰国後のお楽しみ

edited by neutral

南イタリア(時々ギリシャ)から帰国しました!
今回は800キロほどの自転車の旅。
おっさんの身体には少々ハードでしたが
絞れた感じで体調がいいです。
同居人には見た目は変わってないよ、太ったままだよ、
とけんもほろろに言われましたが…。

アーライ。イタリア良かったです。人も景色も、食べ物も。
グローバリゼーションの波をうまく受け流し、人間単位、
家族単位の社会がうまく機能しているように感じました。
あくせくしなくても、自分でやるべき仕事をこなし、
後は好きに自分の時間を過している人ばかりでした。

いつも忘れ難い人に出逢う。今回もそう。
帰国後の一週間は自分だけが知る甘美な時間。
出逢った人のほやほやの思い出を、
時差ボケのホゲホゲの頭の中で転がしている。
それがいつしか東京に慣れていって、
孤独という感情に変わる前に誌面に焼き付けます。
読者の方にこのほやほやの感情を届けたい、
東京でとぼとぼ歩いてるストレンジャーに愛と
同感を伝えたい。そう思います。

2007/7/11 水曜日

いってらしゃーい

edited by 横沢

編集長が帰国して2日。
後を追うように、取材班は続々と旅立っています。
在本彌生さん・横浪修さん・高橋ヨーコさん
が現在イタリア取材中です。
これから藤代冥砂さんが出発していきます。

そして明日からは梅佳代さんの出番。
梅さんには、オバさんオジさんにまぎれて
周遊ツアーに行ってもらってきます。
本人はイタリアツアーが相当楽しみなようで、
打ち合わせではテンション上がってました。
(この時は電話に夢中ですが……)
色んな想いで旅をする人の中で
どんな瞬間を撮って来てくれるのでしょうか。

イタリアにいる取材班のみなさん、
引き続き頑張ってください!
梅佳代さん、いってらっしゃーい!

(横沢)

2007/7/9 月曜日

ヴァイオリンの国

edited by 横沢

先週ふと『耳をすませば』が見たくなって、
レンタルしてきてのんびり鑑賞しました。
物語りでは主役の女の子と恋に落ちる少年がでてきます。
彼は中学生にしてヴァイオリン職人を本格的に目指し、
イタリアに留学してしまいます。

ん?イタリアへ??
そう、ヴァイオリンといえばイタリアなのです。
調べてみてはじめて知ったのですが、
ヴァイオリンは北イタリアで生まれた楽器。
今でも工房がいくつも存在します。
ここで生まれたヴァイオリンには名機が多いと言われます。
最も有名なストラディバリは、18世紀に活躍した職人。
なんと4億円の値が付けられたこともあるんだとか。

またそれらは職人や工房から直接購入するのが普通。
それはヴァイオリンとひたすら向き合っている職人を
リスペクトしているから。弾き手と話し合ったり、
微調整をしていく過程を経て、何百年も引き継がれて
いくようなヴァイオリンが作られていくわけです。

なるほど、確かにヴァイオリン職人になるにはイタリアは
適しているわけだ。誰もがその音色に心奪われる楽器の
多くが、この国から生まれていたなんて……。
イタリア。つくづく奥深き土地だと感じます。

(横沢)

2007/7/8 日曜日

山の色、水の色

edited by 山本

アオスタの人気がない山道を走っていたら、
突然道が開き、小さな池が。
その周りには日光浴を楽しむおじさんや、
はしゃぎ回る子供達に、バカンスを楽しむカップル。
老若男女が、山や空の色、見たことのないような水の
エメラルドグリーンを、胸いっぱいに吸い込んでいるようでした。
山の中で見つけたパラダイス。どこにいても楽しみ方を知っている、
そんなイタリア人らしさを象徴してるような気がしました。

(山本)

2007/7/7 土曜日

ローマに向かって

edited by 山本

編集長より、最後のイタリア便りです。

「最終地点ローマを目指してラストスパートに入りました。
オリーブの巨木とトゥルーリ建築が並ぶ小さな村々を通過して、
海岸線を走り、また内陸に戻って……後、400キロくらいです。
keep on campingで何とかローマの灯を見たいと思います!」

ローマの灯は無事見ることができたのでしょうか?
あとは無事に帰ってくることを祈るのみです。

(山本)

2007/7/6 金曜日

センチメンタルジャーニー

edited by 山本

取材も終わりに近づいてきた編集長から、
現地レポート4通目です。

「南イタリアのオートラントを走っています。
農家からもらった野菜やオリーブオイルなどで
荷物が日に日に増えていきます。気が付かない
うちに背負っている人生の荷物と一緒に、
こいつらを放り出して、ポルシェでぶっ飛ばしたいと
1日5回くらい考えています。
でも夜作るトマトパスタや遠くからでも
声を掛けてくるイタリア親父を思うと,
僕はこっちが性にあってんだろうな、
と妙に達観したりしています。

この旅はまったくグレートジャーニーではなく
ちっぽけなセンチメンタルジャーニー。
イヨちゃんが歌った「読み捨てらーれる~、
雑誌のーよーに~」にならないように、
素敵な本棚に置かれる本になるために、
旅を続けて行きます。

今日で32歳になりました。家族と友人に
イタリアから感謝を伝えます。
早く会いたいです!ありがとう」

編集長、誕生日おめでとうございます!!
記念すべき日をイタリアで迎えた
編集長の自転車の旅は、どのような結末を
迎えるのでしょうか。最後まで幸運を祈ります。

(山本)

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