2007/11/29 木曜日

The Golden Last Waltz

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ついに……。
印刷工もPDも(真っ先に僕も)思わず涙ぐんだ
表紙の色味チェックが終わり、印刷立合いが終了しました。

「メコン河ですか」「メコンですねえ」
「黄金に見えますね」「ゴールデンな朝焼けです」
「誰なんですか? この子たち」「子どもです」
「それだけじゃ…」「電気のないラオスの村の、地球の子どもです」
「いいシャツ着てますね」「これがファッションです」
「4人組みっていいですね」「後ろで恥じらいながら見ている子もいるね」
「僕みたいなタイプですね」「俺は右だね。今は左だけど」
「なんですか? 今はって」「(無視して)いい色でてると思うよ」
「そうですね。これ以上ないくらい」「じゃあこれでいいすよね?」
「終わっちゃうのもったいないですね」「いやもう眠いですよ!僕は」
「そうですか。じゃあこれで行きましょう」「でもいい表紙だなあ」
「息子がいてね、このくらいの」「そうですか」
「もういいですかッ!? 印刷が詰まっているんですよ、他社さんのが」
「す、すいません」「でもあと15秒見てていいですか?」
「もちろん」

というわけで僕ができることは、終了です。
ラオスの少年4人組が表紙の目印です。
もし書店で表紙が光っていたら手に取ってみてみてください。

今号も多くの方々にご迷惑をお掛けしました。
いつもいつも申し訳ありません。
綺麗に出来たと思います。ありがとうございました。
お陰様でラスト・ワルツは最高な形で第1章の幕を降ろす
ことができます。第2章は明日からはじまります。
創刊号のイントロダクションに書いたものを
もう一度読んでみて、原点に還って新天地で走り出します。
ではしばし、パツキン猫は休眠します。zzzz……

2007/11/28 水曜日

名言2

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様々な色の粉が舞う深夜の川崎の印刷所
で赤い目をしながら色味をしつこく見つめる
パツキン猫(根元は黒い)にまたもや友人・はるの
からの携帯メールが。件名も説明もなしで届いたメール。

……またもや涙がぴろりんこしてしまったので
紹介しておきます。この人のことをもっと知りたいと
思います。戦争で鉄砲にあたって20歳そこそこで
亡くなってしまった少年の詩(うた)です。
20歳でこんな詩を…思わず泣いてしまいました。

金がきたら

作:竹内浩三

金がきたら
ゲタを買おう
そう人のゲタばかり
かりてはいられまい

金がきたら
花ビンを買おう
部屋のソウジもして
気持ちよくしよう

金がきたら
ヤカンを買おう
いくらお茶があっても
水茶はこまる

金がきたら
パスを買おう
すこし高いが
買わぬわけにもいくまい

金がきたら
レコード入れを買おう
いつ踏んで
わってしまうかわからない

金がきたら
金がきたら
ボクは借金をはらわねばならない
すると 又 なにもかもなくなる
そしたら又借金をしよう
そして 本や 映画や うどんや スシや バットに使おう
金は天下のまわりもんじゃ
本がふえたから 
もう一つ
本箱を買おうか

2007/11/26 月曜日

思想なきところに本質は宿らない

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コンセプトがころころ変る雑誌が多い。
マーケティングがなにか知りませんけど。
思想を変えてるんだけど、コンセプトは首尾一貫
して変っていないと言い張る雑誌も。
大手とか中小とか気にしてばっかりな
人もいますね。ただのひがみというか…。
読者は本が良ければどこから出ててもいいんです。

ニュートラルは基本コンセプトを変えません。
思想なきところに本質は宿らないと思います。
読者に受け入れらなければ終わりにすればいい。
それだけのことです。他誌の真似やクライアントに
迎合して信念を曲げるくらいなら速攻編者者辞めます。
僕はいつでもその準備と覚悟はできています。

いま、東南アジア号の印刷立ち会いしています。
絶対最後まで綺麗な色で仕上げます。
是非、光溢れる写真を見て欲しいと思っています。
12月4日、ご期待ください。

2007/11/25 日曜日

メコン・夕陽

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綺麗な東南アジアの夕陽が満載
している12号。なんとか出したい。
その一心で作業しています。
いろんな人にご迷惑をかけて心苦しい。
でも出したい。何としても期待に応えたい。
それでなきゃ存在価値なんてないからね、俺には。
歓喜して生きるって結構難しいよ、はるの。

2007/11/23 金曜日

フィリピンにて

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まずい。まずすぎる。
キーボードが重たい。
書き続けても終わらない…。
誰にも会えない。猫にももちろん。

2007/11/22 木曜日

ココロが裸足になる

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生まれたときはみんな裸足だったんですけどね。
基本的に男子はDon’t Look Back!!だと思います。
でもこの特集はSometimeときどき Look Back ok
のメッセージを伝えたいと思い企画したものです。

良いんですよ、毎日仕事してストレスたまった
ら昔の悪ガキ時代の友人と旅にでも出れば。
年末もギリギリまで会社行って、年始もすぐ始まる。
それが当然のことだと僕は思いたくないわけです。
ちなみにNEUTRAL編集部は12月15日で終了です。
年始は10~15日から。休むのは自己申告制です。
一年間お疲れ様。ゆっくり家族や友人と過ごして
来年もっと良い本創ろうぜっ、ていうスタンスです。
「そんな暇な仕事じゃねえんだよ、こっちは」とか他の
会社の人には無碍に言われたりしますけどね。
僕だって暇じゃないんですけど、全然。
でも休もうよ、疲れちゃったよ、今年した良い仕事や
恋人の話とかもっとしようよ、そしてまた来年一年
がんばろうぜ!!と思うわけです。

ショートトリップでも確実に裸足に戻れるのが東南アジア。
ちなみにこれは表紙候補の一つです。
もうしばしお待ちを(12月4日発売!!!)

2007/11/21 水曜日

言葉

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校了予定をすっ飛ばし原稿に明け暮れる
パツキン猫の携帯メールに何日かぶりにメールが
ピロリンコと入った。彼女以外から来るはずもない携帯メールがだ。
なんだ、今日も帰れないぜ、と返そうとした俺の手が思わず止まった。
それは友人から来た詩(言葉)だった。
その詩は、その友人が最も好きな言葉だという。

言葉とは武器ではないと思った。
言葉とは愛だと思った。
これから長い間ずっとこの言葉に支えられる
と思った。ありがとう。紹介しておきます。

作:竹内浩三

「五月のように」

なんのために
ともかく 生きている
ともかく

どう生きるべきか
それは どえらい問題だ
それを一生考え 考えぬいてもはじまらん
考えれば 考えるほど理屈が多くなりこまる

こまる前に 次のことばを知ると得だ
歓喜して生きよ ヴィヴェ・ジョアイユウ
理屈を云う前に ヴィヴェ・ジョアイユウ
信ずることは めでたい
真を知りたければ信ぜよ
そこに真はいつでもある

弱い人よ
ボクも人一倍弱い
信を忘れ
そしてかなしくなる

信を忘れると
自分が空中にうき上がってきわめてかなしい
信じよう
わけなしに信じよう

わるいことをすると自分が一番かなしくなる
だから
誰でもいいことをしたがっている
でも 弱いので
ああ 弱いので
ついつい わるいことをしてしまう
すると たまらない
まったくたまらない

えんえんと泣いてみるが
それもうそのような気がして
ああ 神さん
ひとを信じよう
ひとを愛しよう
そしていいことをうんとしよう

青空のように
五月のように
みんなが
みんなで
愉快に生きよう



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